ブログの更新にHDDに眠らせたままの画像を活用していくシリーズ。
手始めに2020年に佐賀駅周辺で記録したバス画像を長らく並べてきましたが、ようやく最終回となります。今回は、昭和自動車編その3と題し、13年以降に導入した一般乗合車の画像を並べていきます。
なお、型式・年式は「注目事業者・車両一覧表 佐賀県 昭和自動車」『バスマガジン101号』(2020),講談社ビーシー/講談社 を参照しました。
佐賀200か724.SKG-KR290J1(13年車)。
昭和自動車は2000年代に不採算路線の撤退を進めていたこともあり、一般乗合車の新車導入はストップ。佐賀営業所では福岡エリアの縮小で余剰となった車両や移籍車導入で経年車代替を進めました。
不採算路線からの撤退にある程度メドがついたのか、2010年代に入ると一般路線車の新車導入を再開。佐賀営業所に久々の新車導入として登場したのが、画像の13年導入の日野KRワンステップ車です。
佐賀200か829.SKG-KR290J1(15年車)。
こちらは15年導入の日野KRワンステップ車。13年導入車と比べると給油タンク配置など細かいところに仕様差が見られます。
佐賀200か830.SKG-KR290J1(15年車)。
せっかくなので15年導入の日野KRをもう1台。運転席側の側面窓は標準の中央部1枚固定窓ではなく、すべて上部開閉のタイプを採用しています。
佐賀200か944.SKG-LR290J2(16年車)。
現行ボディのモデルチェンジ車は16年に登場。いすゞLRと日野KRを導入し、佐賀営業所にはいすゞLRを配置。
佐賀200か945.SKG-LR290J2(16年車)。
16年導入のいすゞLRをもう1台。運転席側の側面窓は15年導入車同様、すべて上部開閉仕様を採用しています。
佐賀200か1018.2KG-LR290J3(17年車)。
17年に導入した中型乗合車はいすゞLRのみ。ということで、佐賀営業所は、2年連続いすゞLRの配置となりました。
佐賀200か1019.2KG-LR290J3(17年車)。
17年導入のいすゞLR。
佐賀200か1093.2KG-KR290J3(18年車)。
18年に導入した中型乗合車はいすゞLRと日野KR。唐津営業所にいすゞLR、佐賀営業所に日野KRが配置されました。唐津営業所配置の車両画像のエントリは
こちら。
佐賀200か1094.2KG-KR290J3(18年車)。
18年導入の日野KRをもう1台。
佐賀200か1139.2KG-KR290J4(19年車)。
EDSS装備となった19年導入車。19年も18年同様中型乗合車はいすゞLRと日野KRを導入しており、佐賀営業所には日野KRの配置となりました。
佐賀200か1140.2KG-KR290J4(19年車)。
19年導入の日野KR。現在は20年に導入した車両も在籍しているようです。利用する側から考えれば、低床車が増えるのは喜ばしいことであり、必要なことだと頭では理解しているのですが、マニア的にはバラエティ豊かなあの頃の昭和バス感が無くなっていくことにさびしさを感じてなりません。
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