HDDに眠らせたままの画像をブログの更新に活用していくシリーズ。
2020年に大分駅前で記録したバス画像から、今回は大分交通編その3として、記録できた大分空港への特急バス「エアライナー」専用車と都市間高速車の画像を並べていきます。
なお、型式・年式は 「注目事業者・車両一覧表 大分県 大分交通」『バスマガジン92号』(2018),講談社ビーシー/講談社 を参照しました。
大分200か436.PKG-RU1ESAJ(09年車)。
まずは大分空港と大分や別府を結ぶ空港特急バス、「エアライナー」専用車の画像から並べていきます。「エアライナー」は大分市内から空港まで約1時間程度の所要時間ということもあり、貸切転用車や低グレードのスタンダードデッカーなエアロバスが主力となっていました。2000年代前半には西工E型ボディの車両を採用し、車両コストの削減もここまできたかという感じでした。
しかし西工E型ボディの車両が「エアライナー」の主力だった期間は短く、2000年代後半から廉価グレードのハイデッカー車の導入を開始し、あっという間に置き換えられてしまいました。画像は09年に導入した、いすゞガーラのエアライナー専用車。色の入っていないガラスの側面窓や、リヤスポイラー無しなどいかにも廉価グレードという感じの車両ですが、トランク容量は西工E型ボディにくらべ格段に増えました。
ちなみに「エアライナー」専用車は2019年ラグビーワールドカップでの大分開催を記念し、2017年9月からワールドカップ特別仕様ナンバープレートを装着してます。
大分200か725.QTG-RU1ASCA(16年車)。
近年導入の「エアライナー」専用車は日野セレガを採用しています。まあボディは同じですが。日野セレガも同じく廉価グレードとなっています。
大分200か740.QTG-RU1ASCA(16年車)。
こちらは全面ラッピング広告車となっている「エアライナー」専用車の日野セレガ。ここまでくると、何か空港行きのバスと分かるようなアイコンが必要な気もします。
ラッピングとなっている「謎のとり天せんべい」は大分土産を売りにした商品のひとつで、「幻のとり天せんべい」という兄弟商品もあるようです。
大分200か938.
日野セレガの「エアライナー」専用車。ハイデッカー車の継続的な新車導入により、西工E型ボディの車両はもちろんのこと、いよいよ初期導入のハイデッカー車もAPU線への転用が行われているようです。
大分200か969.
「エアライナー」専用車は日野の牙城となった感。なお、ラグビーワールドカップ特別仕様ナンバープレートの交付終了後に導入した車両は、ごく普通の緑ナンバーとなっています。
<都市間高速車>
大分200か592.
続いては記録できた都市間高速車の画像を。大分交通では大分・別府と福岡を結ぶ「とよのくに号」と、大分・別府と長崎を結ぶ「サンライト号」の共同運行事業者となっています。
画像はいすゞガーラの都市間高速車。都市間高速車は廉価グレードの「エアライナー」専用車とは異なり、リヤスポイラー装備・色の入った側面窓など相応の仕様を採用しています。
大分200か610.
同じくいすゞガーラの都市間高速車。大分交通の都市間高速車は、いすゞガーラのほか三菱ふそうエアロエースを採用しています。
大分200か622.
こちらは側面固定窓仕様に床下仮眠室を装備した3列シートのいすゞガーラ。もともと大分と名古屋を結んでいた夜行高速バス「ぶんご号」用に導入した車両です。2020年のこの日は、大分と宮崎を結ぶ「パシフィックライナー」の運用に入っていました。
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