ブログで貼り付けるための画像を記録しに、JR吉川駅前へ行きました。ブログで使ったのは3枚だけでしたが、それだけではもったいないし更新ネタも無い。というわけで、「吉川駅前で見たバス」画像のよせ集め、今回のその1では記録できた東武グループの車両画像を並べていきます。
<東武バスセントラル>
社番:2696.KL-LV280L1改(05年車)※1。
まずは東武バスセントラルの車両画像から並べていきます。吉川駅北口からは、吉川市役所周辺の新興住宅地への路線を中心に運行しています。運行本数はそこそこありますが、比較的短距離の路線ということもあり、2時間もいれば同じ車両を何度も見るという感じです。
画像は東武バスセントラル籍で古参格となるV8エンジン搭載のいすゞLVノンステップ車。正面に国交省標準ノンステップ車ステッカーなどを配した白地台形の表示は05年導入ノンステップ車の特徴となっています。オレンジ色を配した現行塗装デザインは1985年から採用を開始しましたが、鉄道直営時代から「東武バス」のロゴをいれていました。しかし、バス事業を分社して数年は「東武」のみのロゴとなっていました。
社番:2929.QPG-LV234L3(15年車)※1。
先ほど並べた車両から10年後に導入したいすゞLVノンステップ車。06年以降導入のノンステップ車は正面に白色で「Non Step Bus」のアルファベット表記を採用していました。
社番:2958.QKG-LV290N1(16年車)※1。
モデルチェンジにより現行ボディとなったいすゞLVの16年導入車。販売モデルがノンステップ車に集約されたこともあり、正面のノンステップ表記はなくなりました。ただ、側面は継続しているところがなんとも。
社番:6015.2KG-LV290N2(18年車)。
いすゞ車の社番は2000番台がいっぱいとなったので、6000番台へ。吉川駅発着路線を担当する吉川営業所は、いすゞ車の配置が多いことが分かります。
<朝日自動車>
社番:2255.PA-LR234J1(06年車)※3。
東武鉄道は1980年代から直営のコストでは厳しくなったエリアのバス事業をグループの貸切バス・タクシー事業者などに「肩代わり」してもらう施策を進めます。最大の肩代わり事業者となったのが朝日自動車で、埼玉県東部エリアを中心に群馬・茨城も含む広範囲に路線網を展開することになりました。
吉川駅には東武鉄道から引き継いだ越谷駅方面の路線を運行しており、運用車両は中型車メインとなっています。まずはPA規制車のいすゞLRノンステップバス。
社番:2269.PDG-KR234J2(07年車)※3。
こちらは日野KRノンステップ車。社番は頭数字で車両サイズを区分し、以下3桁はメーカー関係なく導入順の連番を採用しています。
<茨城急行自動車>
社番:3059.PDG-KR234J2(07年車)※4。
吉川駅では埼玉県松伏町にある「エローラ」への路線と免許維持状態の北越谷駅への路線を運行する茨城急行自動車の車両も見ることが出来ます。茨城急行自動車も東武鉄道のバス路線を肩代わりした事業者ですが、「エローラ」への路線は2000年代に独自路線として開業しました。茨城急行自動車も現在は中型車をメインにしており、画像は日野KRノンステップ車。近年は登録番号を社番に合わせた希望番号を採用しています。
なお、型式・年式は下記を参照しました。
※1)「東武バス 所有車両一覧表」『バスマガジン89号』(2018),講談社ビーシー/講談社
※2)「東武バスグループ 2018年度上期新車一覧」『バスラマインターナショナル171号』(2018),ぽると出版
※3)「注目事業者・車両一覧表 埼玉県 朝日自動車」『バスマガジン107号』(2021),講談社ビーシー/講談社
※3)『BJハンドブックシリーズS91 朝日バス』(2016),BJエディターズ
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