2020年から2021年に熊本市内で記録したバス画像のよせ集めシリーズ。
熊本都市バス編がまだ終わっていませんが、今回は赤バスの愛称で知られる熊本バスの画像を並べていきます。その1では、記録できた現行塗装デザインではない一般乗合車の画像を並べていきます。
なお、型式・年式は、「熊本の路線バス大集合」『バスグラフィック Vol.35』(2018),ネコ・パブリッシング を参照しました。
熊本22か2939.U-LR332J(95年車)。
まずは、これぞ赤バスという感じの熊本バス旧塗装デザインの車両から、西工ボディのいすゞLRワンステップ車。熊本バス初のワンステップ車として登場した車両で、前扉・中扉ともに折戸仕様を採用しています。行先表示は正面と側面をLED式に改造し、後面は「熊本バス」幕固定で使っていなかったためそのままとなっています。
画像の車両は正面にいすゞの旧エンブレムなどが貼り付けられています。
熊本22か2940.U-LR332J(95年車)。
同時期導入のいすゞLRワンステップ車をもう1台。
熊本22か3120.KC-LR333J(96年車)。
96年に導入した純正ボディのいすゞLRワンステップ車。2020年に記録したときは正面・側面に「こども110番バス」のステッカーがデーンと貼られていました。
熊本22か3120.KC-LR333J(96年車)。
2020~2021年の間にボディの塗り替えを行ったようで、ピカピカになりました。出入口標記はピクトグラム併記の現行タイプを装着。
熊本バスは2010年代に入り、相当な台数のノンステップバスを移籍車導入しました。これにより、古参の生え抜き・移籍車のほとんどが姿を消しました。画像の車両はボディの塗り替えも行われたことから、もうしばらく熊本市内を走る姿を見ることが出来そうです。
熊本200か118.KK-LR233J1(01年車)。
熊本バスは1990年代後半から一般乗合車の塗装デザインを白色メインに変更しました。当初は社章をモチーフとしたと思われる直線主体の塗装デザインを採用しましたが、しっくりこなかったようで、01年に導入した画像の西工ボディ架装のいすゞLRワンステップ車から動きのあるラインが入る少々手間のかかったデザインを採用。この塗装デザインに塗り替えられた旧塗装車もあり、約10年近く標準塗装デザインとして君臨しました。
熊本200か262.KK-LR233J1(03年車)。
03年に1台導入した純正ボディのいすゞLRノンステップ車。エルガミオが熊本バスに初登場となりました。側面行先表示は中扉後の位置に装備しています。
熊本200か325.KK-HR1JKEE(04年車)。
04年は日野HRの9mサイズを1台導入。側面行先表示位置はLR同様中扉後に装備しています。今のところ、この車両が熊本バス最後の生え抜き一般乗合車となっています。
この車両以降の代替は、移籍車により行われています。
熊本200か908.KC-RM211GSN(98年車)。
中型移籍車も導入しています。画像のRMワンステップ車は川崎市交通局からの移籍車。ワンステップ車ですが、車椅子に対応したスロープなどの装備はないので、単なる低床車という存在です。
熊本200か918.KC-RM211GSN(98年車)。
川崎市交通局からのRMワンステップ移籍車は5台在籍しています。現行塗装デザインのノンステップ移籍車が増えましたが、まだまだ見かける存在となっています。
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