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熊本で見たバス2020-2021(九州産交バスグループ編その10)

2020年から2021年に熊本市内で記録したバス画像のよせ集めシリーズ。
九州産交バスグループ編その10は、ナンバープレートを希望番号で取得したハイデッカー車両画像を並べていきます。メインは「35※」ナンバーの現代ユニバースの画像となります。

なお、型式・年式は「九州産交バスグループ 所有車両一覧表」『バスマガジン72号』(2015),講談社ビーシー/講談社 を参照しました。


熊本230あ787.LDG-RD00(12年車)。
九州産交バスグループは2012年に現代ユニバースを3台導入し、そのうちの2台が空港リムジンバス専用車となりました。空港リムジンバスとなった1台が前回画像を並べた熊本200か957で、もう1台が希望番号で「787」を取得した画像の全日空ラッピング車です。登録番号の「787」は、当時全日空が鳴り物入りで導入した「ボーイング787」をあらわしています。導入当初から全日空のラッピング広告車となっていますが、ラッピングデザインは何度か変わり、現在は早期の予約がお得なことをアピールしています。


熊本230あ351.LDG-RD00(13年車)。
2013年に登録番号を「35※」(※部が連番)の希望番号を採用した現代ユニバースが登場。フロントマスクは行灯部分を拡大し、ひとまわり大きなLED行先表示機を装備しています。塗装は、不死鳥をイメージしたという新たなデザインを採用しました。


熊本230あ352.LDG-RD00(13年車)。
13年に導入したもう1台。ボディに貼られているキャラクターは、ご存知「くまもん」と阿蘇くまもと空港キャラクター「あそらくん」です。
フロントガラス下にはICカード関連のステッカーなど様々なものを貼っていますが、見栄えは正直考慮していない感じ。しかも車両ごとに貼られているステッカーが違うという・・・。


熊本230あ353.LDG-RD00(14年車)。
2014年導入車両から現代ユニバースのマイナーチェンジにより、前面ルーフライン一体となったモデルとなります。
ボディに貼られているキャラクターは、新たに産交バス宣伝キャラクター「産太くん」も加わりました。


熊本230あ354.
354から車内前方に設置していた荷物置場が無くなり、シートが両サイドずらりと並ぶ仕様となりました。シートの設置により、側面のLED行先表示位置が窓の上部に変更となっています。このほか、側面の「AIRPORT LIMOUSINE」表記が窓上となっているのも細かい変更といえますが、いまのところこの車両のみのレアポイントです。
353と比べるとキャラクターが貼られている高さが微妙に違うなど、間違い探しをしている感覚になります。


熊本230あ355.
不死鳥カラーながら空港リムジンバス以外の運用も考慮し、側面・後面は「Kyu San Ko」ロゴを採用しています。メインは空港リムジンバスですが、トイレ無し車両で運行している「やまびこ号」や「九州横断バス」の運用に入ることもあります。


熊本230あ356.
「35※」シリーズにサンライズカラーの現代ユニバースが登場。空港リムジンバス以外の運用も考慮するんだったら、最初からサンライズカラーにすれば良いという判断っだったのか、なんなのか。見たところ空港リムジンバスの運用が中心となっています。また、前面黒色部の塗りわけが少し変わりました。


熊本230あ357.
同じくサンライズカラーで登場した現代ユニバース。こちらは「九州横断バス」の運用が中心となっており、間合いで夕方以降の空港リムジンバス運用にも入るという感じです。
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