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那覇市内で見たバス2022(東陽バス編その1)

今年の4月に沖縄県那覇市で記録したバス画像のよせ集め、「那覇市内で見たバス2022」シリーズをスタートします。
シリーズ1回目は、2012年に旧東陽バスの事業を継承した現在の東陽バスの車両から、旧東陽バス時代に導入した移籍車の画像を並べていきます。

なお、型式・年式は、「沖縄本島4事業者 在籍車両一覧」『バスラマインターナショナル 150号』(2015),ぽると出版 を参照しました。


沖縄200か515.U-HT2MPAA(92年車)。
東陽バスは2000年代に入ってもなお、まとまった台数が残っていた730車の代替を行うため、移籍車導入による車両代替を行いました。2000年代後半に導入した移籍車は、千葉県内からの事業者と近畿地方の事業者からやってきた日野車が中心となっていました。
まずは千葉内陸バスから移籍した日野HT長尺車。シートは2人掛けのタイプに交換し、後扉は使用しないので車内ステップを埋めてシートを設置するなど、往年の沖縄の路線バス移籍車でよく見られた改造を施しています。行先表示は緑色地の方向幕だった東陽バスですが、近年LED式への改造が進んでいるようで、画像の車両も移籍時に側面窓下設置となった側面表示器含め取り替えられていました。

沖縄200か585.U-HU2MLAA(94年車)。
こちらは尼崎市交通局から移籍した日野HU短尺車。尼崎市交通局の大型ツーステップ前後扉車が国内バス事業者に移籍した事例は数えるほど。日野純正ボディ架装車だったことが東陽バス移籍の決め手になったのかもしれません。


沖縄200か591.U-HU2MLAA(94年車)。
尼崎市交通局から移籍した日野HUをもう1台。この頃の東陽バスは運転席側のミラーを前に突き出したいわゆる幽霊ミラーを採用していたので、移籍車も幽霊ミラーに取り替えていました。
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