今年の5月に旭川市内で記録したバス画像のよせ集め、「旭川市内で見たバス2022」シリーズ。今回は旭川電気軌道編その2として、記録出来たKL~PKG規制車の自社発注ノンステップ車の画像を並べていきます。
なお、型式・年式は「ノンステップバスは「いつものバス」旭川電気軌道のノンステップバス、導入8年目の現状」『バスラマインターナショナル88号』(2005),ぽると出版 及び『バスラマインターナショナル』・『年鑑バスラマ』各号掲載の「ノンステップバス採用状況」を参照しました。
旭川200か221.KL-MP37JM(02年車)。
1997年以降、毎年ノンステップバスの導入を続けてきた旭川電気軌道。2002年は旭川電気軌道・あさでんに合わせて三菱ふそうMP7台とUDのUAを3台導入しました。2002年導入車も記録できたのはMPだけ。KC規制車だった2000年導入車と見た目大きく変わったのは屋根の三菱重工製パッケージクーラー機器形状でしょうか。側面固定窓など旭川電気軌道の特徴的な仕様は引き続き採用しています。
ちなみに、2001年は日野車オンリーの導入。フルフラットノンステップバスのHU2台と中型幅10.5mサイズのHRを3台を当時春光営業所を分社した「あさでん」向けに導入しました。残念ながらどちらの車種も見ることは出来ませんでした。
旭川200か223.KL-MP37JM(02年車)。
02年導入の三菱ふそうMPノンステップバス。ちなみにヘッドライト周りに取り付けられたLEDライトは昼間時間帯のライト点灯用に後付けしたものです。
旭川200か223.KL-MP37JM(02年車)。
後付したLEDライトの取り付け位置は車両によってマチマチです。
旭川200か434.KL-MP37JM(04年車)。
2003年に導入したノンステップバスはMPとUAそれぞれ1台。2004年は3月にMP3台と西工ボディ架装のUA2台、12月にMPを5台導入しました。04年導入車から昼間時点灯用のLEDランプがボディ内蔵となりました。画像のMPは04年12月に登場した後期導入車で、正面行先表示横に車椅子マークのステッカーを貼っています。
旭川200か436.KL-MP37JM(04年車)。
記録出来た04年車は後期導入のMPだけでした。旭川駅周辺は複数の運行ルートがあるので、1箇所にいるだけだと見られない車両も少なくありません。ただ移動したところで、タイミングが合うとはならないのですが・・・。
旭川200か437.KL-MP37JM(04年車)。
04年後期導入のMP。
旭川200か492.ADG-RA273PAN(06年車)。
06年はUDの尿素RAを1月に2台導入しました。クーラーはデンソー製を装備しています。ボディは04年導入車同様、扉側のフロントガラスが大きいB-Ⅱを採用しています。
塗装はアーバスではなく、「超低公害バス」と尿素車をアピールした特別デザインで登場しましたが、画像の車両は現在全面ラッピング広告車となっています。
旭川200か602.PKG-RA274PAN(07年車)。
07年は排ガス記号が変わった関係で型式が若干変化しましたが、引き続き尿素RAを4台導入しました。ボディはフロントガラス左右対称のB-Ⅰ、エアコンをサーモキング製とするなど、前年導入車から仕様を変更しました。
塗装は引き続き「超低公害バス」をアピールしたデザインを採用しています。
旭川200か603.PKG-RA274PAN(07年車)。
07年導入の尿素RAをもう1台。
尿素RAは09年にも導入し、こちらの塗装は「アーバス」デザインとなっています。
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