拙ブログでは、立川競輪場無料バス(立川駅発着運用のみ)の運用車両を「小生的定点観察シリーズ」として更新しています。10年以上続けていると運用車両だけでなく、背景に写る建物の看板など細かいところに変化があることに気づきました。せっかくなので、今回は立川駅北口近傍の風景の変化をみていこうと思います。
立川駅北口近傍で「小生的定点観察」をしているのは、だいたい次の3ヶ所。当日の天気や道路の渋滞状況、そして気分次第なので、どこか欠けることもありますが。まずは2022年12月に記録した画像から並べていきます。
1ヶ所目は中央分離帯の並木をバックにした場所。
2ヶ所目は、1ヶ所目から後方にある「曙町二丁目」交差点。
注目してほしいポイントは「ほぐしやさん」の看板のあるビルです。1階は「やきとり」の店、2階は「まつげ専門店」、看板の「ほぐしやさん」は1階で営業しています。
3ヶ所目は、1ヶ所目から前方、立川駅寄りの交差点です。
ここでの注目ポイントは後方の白いビル。1階店舗は調剤薬局です。
この3ヶ所が2013年からどのように変化してきたのか、撮りためた画像を引っ張り出していきます。
<2013年12月>
2013年12月。1ヶ所目の中央分離帯には、政治色の強い「北方領土」の看板がありました。ここでの注目ポイントは、「北方領土」の看板がいつ無くなったのかです。
2ヶ所目では、「ほぐしやさん」の看板がよく見ると違う。当時は3階で営業しており、2階は冠婚葬祭関連事業者の事務所となっていました。
3ヶ所目。白いビルの1階は証券会社の店舗がありました。
ちなみに画像の立川バスの車両は、立川を舞台にしたマンガ「聖☆おにいさん」のラッピングバス。ナンバーを希望番号で「23」にする気合の入れ具合です。
<2014年12月>
2014年12月の1ヶ所目。2013年と大きな変化はありません。
2ヶ所目も大きな変化はありません。
<2015年11月>
2015年11月に記録した3ヶ所目。白いビルに変化無し。
2013年時点で「聖☆おにいさん」のラッピングバスだったのが、立川市公認なりそこねキャラクター「ウドラ」のラッピングバスとなっていました。
<2016年12月>
2016年12月の1ヶ所目。北方領土の看板に変化無し。
2ヶ所目。2階の事務所が移転。窓には「テナント募集中」の張り紙。
3ヶ所目は変化無し。
<2017年12月>
2017年12月の2ヶ所目。テナント募集中だった2階にTシャツのオリジナルプリント加工をメインとした店舗が入りました。1階の「やきとり」店もこの頃に営業を開始したようです。
3ヶ所目にようやく変化が。証券会社の店舗が閉店し空きテナントに。白いビルの隣の地下にあった店舗も掲げられた看板から変わったことが分かります。
<2018年5月>
2018年5月の3ヶ所目。証券会社店舗跡にセブンイレブンが開店しました。
<2018年12月>
2018年12月の1ヶ所目。「北方領土」問題が解決しないため、看板も変化がありません。
2ヶ所目。看板などに大きな変化無し。分かりにくいのですが、3階に新たなテナントが入居しています。
<2019年12月>
2019年12月の1ヶ所目。「北方領土」の看板健在です。
2ヶ所目。Tシャツプリントの店のあった2階に「ほぐしやさん」が移転。看板も新しくなり、階数の表記が無くなりました。
3ヶ所目。セブンイレブンのほかにもテナントが入った模様。
<2020年12月>
2020年12月の1ヶ所目。なんと「北方領土」看板が無くなっていました。北方領土返還の日を見ることなく姿を消すことになろうとは・・・。東京オリンピック2020開催にむけ政治的な意図で撤去されたのでしょうか(陰謀論脳)。おそらく老朽化で安全上の問題が起きたから撤去されたのでしょう。
2ヶ所目。「ほぐしやさん」は1階に移転。3階の空中店舗から1階に大出世しました。看板に階数の表記が無くなったのは、建物内の移転を考慮していたのかもしれません。ちなみに2階は国会議員に立候補することになる方の選挙事務所となっていました。
<2021年3月>
3ヶ所目は2020年12月に記録していなかったので、2021年3月に記録したものを。見たところ変化はありません。西武バスはこの頃「S-tory」カラーのグッドデザイン賞受賞をあらわすステッカーを貼っていました。
<2021年12月>
2021年12月の2ヶ所目。「ほぐしやさん」の金額改定により看板が変わりました。60分2970円(税別)から、40分2500円(税込)へ。また、2階の選挙事務所は無くなりました。
3ヶ所目。セブンイレブンが閉店していました。
「のりかえよう。モバイルへ。」涎掛けは2021年後半から取り付けていたことも、後々の資料となるかもしれません。
これで冒頭の2022年12月に記録した画像となるわけです。見比べて、ようやく分かるような変化ばかりですが。
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