2022年12月に北九州市内で記録したバス画像のよせ集め、「北九州市内で見たバス2022」シリーズ。今回のその3では、記録出来たUD車を除く西鉄バス北九州在籍車両の画像を中心に並べていきます。
なお、型式・年式は、『BJハンドブックシリーズS82 西鉄バス(一般路線バス編)』(2013), BJエディターズ を参照しました。
社番:0203.
まずは北九州地区の「拠点間BRT」として活躍する連節バス、メルセデス・ベンツ シターロG。塗装は「小倉織」をモチーフにしたというデザインを採用し、青色系は小倉と黒崎を結ぶ路線、ピンク色系は小倉と恒見を結ぶ路線で使用しています。画像の車両は北九州地区初の連節バスとして登場した2019年車のうちの1台です。
社番:2518.PDG-LR234J2(11年車)。
西鉄のバスは長らく西日本車体製ボディを架装した車両をメインに採用してきましたが、西日本車体の解散により2010年から本格的にメーカー純正ボディの大型・中型ワンステップ車の導入を開始しました。まずは、いすゞLRワンステップ車。メーカー純正ボディの「SMART LOOP」もいまや見慣れた存在となっています。
社番:2613.LKG-LV234N3(12年車)。
10穴ホイールとなったLKG規制のいすゞLVワンステップ車。ちなみに中扉はメーカー純正ボディの採用を機に引戸仕様を標準採用しました。
社番:2765.QPG-LV234N3(13年車)。
車内の段差の多さなどからノンステップ車の導入に積極的でなかった西鉄ですが、さすがに方針転換した模様。2013年あたりから本格的にノンステップバスの導入を開始しました。なかでも、いすゞLVノンステップ車は導入台数が多いこともあり、よく見かける存在となっています。
社番:2977.
中型車もノンステップ車に。いすゞLR。
西鉄バス北九州の車両の車椅子ステッカーは、北九州市花の「ひまわり」をあしらった黄色地のオリジナルタイプを採用していましたが、国交省標準仕様ノンステップバスの規定にひっかかった模様。近年導入のノンステップ車は標準的な青色地のステッカーとなっています。
社番:1051.
モデルチェンジし、現行ボディとなったいすゞLV。
社番:0371.TPG-BE640G(13年車)※。
最後に北九西鉄タクシーが運行を担当している戸畑循環線で活躍する三菱ふそうのマイクロバス、4P10エンジンを搭載したローザ。後部に車椅子用リフトを装備し、交通バリアフリー法に対応しています。戸畑循環線は元からマイクロバス路線だったわけではなく、北九西鉄タクシーへ路線移管した2020年10月からマイクロバスサイズも使用するようになりました。
※三菱ふそう車のみ、型式・年式は、『BJハンドブックシリーズS81 西鉄バス(高速貸切バス編)』(2013),BJエディターズ を参照しました。
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