「鹿児島市内で見たバス2022」と題したバス画像のよせ集め。
昨年の1月から更新していた「鹿児島市内で見たバス2020-2021」シリーズで並べられなかった車両画像を中心にまとめていきます。
今回の鹿児島交通編その3では、記録出来た鹿児島200か1759から2441までの乗合移籍車画像を並べていきます。
鹿児島200か1759.KL-UA272KAM改(03年車)※1。
いわさきグループのバス事業者は2000年代から一般乗合車を中心に積極的な移籍車導入を行っていますが、あわせて低床化を進めるという考えは特に無かった模様。このため、結構な台数のツーステップ車が移籍してきました。そんないわさきグループにも、いよいよノンステップバスの移籍車が登場!まさかのフルフラットATノンステップバス。
フルフラットATノンステップバスは理想的ではあるが、経年劣化による故障や様々なコストを考えると・・・という感じで、早期代替を行った事業者もあるほど。そんなアレなノンステップバスを鹿児島交通はわざわざ移籍車、しかも相当な台数導入しました。画像は西武バスから富士ボディ架装車に続き登場した、西工ボディのUAフルフラットATノンステップバスです。
鹿児島200か1826.KL-LV834L1(02年車)※1。
「エルガtypeーB」、要はいすゞのフルフラットATノンステップバスも登場。画像の車両は西武バスからの移籍車です。
鹿児島200か1861.KL-UA272KAM(01年車)※1。
東京都交通局からもフルフラットATノンステップバスを導入。画像の富士ボディ架装のUAフルフラットATノンステップバスは、正面行先表示横に「エコツムリ」ステッカーが残っています。
東京都交通局からは、いすゞLVのフルフラットATノンステップバスも移籍しています。
鹿児島200か2015.KC-MP747M(00年車)※1。
もちろんフルフラットノンステップバス以外のノンステップバス移籍車も導入しています。
西工ボディ架装の三菱ふそうMPノンステップ車は阪急バスからの移籍車。この形状のデンソークーラーを前方に配置した造りが、KC規制車のMPノンステップ車という感じです。
鹿児島200か2023.KL-UA272KAM改(03年車)※1。
西武バスから西工ボディのUAフルフラットATノンステップ車が続々とやってきました。
鹿児島200か2119.KL-LV834L1(02年車)。
正面・側面行先表示周りがオレンジ色のいすゞLVノンステップバスは伊丹市交通局からの移籍車。フルフラットATノンステップバスを移籍車でよくもまあこれだけ導入するとは・・・。
鹿児島200か2202.KK-LR233J1改(02年車)※1。
中型ノンステップ車も移籍車でやってくるようになりました。サーモキング製クーラーを搭載したいすゞLRノンステップ車。
鹿児島200か2215.KL-JP252NAN改(03年車)※1。
中型幅10.5mサイズのノンステップバスも移籍車で登場。なかでもJPノンステップ車は首都圏の複数事業者から移籍しています。フォグライトは無いが中扉に明かり取り窓はあるJPは京王電鉄バスグループからの移籍車。
鹿児島200か2262.KL-JP252NAN改(03年車)※1。
前扉のすぐ後ろの窓に側面行先表示を装備し、デンソー製クーラーを搭載したJPノンステップ車は関東バスからの移籍車。
鹿児島200か2271.KL-UA452KAN改(04年車)※1。
こちらのUAノンステップ車は東急バスからの移籍車。いわさきグループの移籍車は本当にバラエティ豊富です。
鹿児島200か2411.PJ-LV234N1(05年車)※2。
2022年に登場した神奈川中央交通からのいすゞLVワンステップ移籍車。
いよいよ鹿児島交通もPJ規制の移籍車が本格的にやってくる時代となりました。
なお、型式・年式は下記を参照しました。
※1)「鹿児島交通 所有車両一覧」『バスマガジン113号』(2022),講談社ビーシー/講談社
※2)「注目事業者・車両一覧表 鹿児島県 鹿児島交通」『バスマガジン117号』(2023),講談社ビーシー/講談社
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