今年4月に沖縄県那覇市で記録したバス画像のよせ集め、「那覇市内で見たバス2023」シリーズ。
今回の琉球バス交通編その3では、記録出来た「沖縄200か911」から「沖縄200か996」までの移籍車画像を並べていきます。
なお、型式・年式は『BJハンドブックシリーズV108 那覇バス 琉球バス交通』(2022),BJエディターズ を参照しました。
沖縄200か911.KL-LV280L1(01年車)。
東急バスと京浜急行バスからまとまった台数の移籍車導入を行っていた第一交通産業傘下の琉球バス交通&那覇交通。東急バスや京浜急行バスはKL規制車も車齢12年程度で代替を行っていたこともあり、2010年代初め頃からノンステップ車&エルガが沖縄に移籍車してくるようになりました。
琉球バス交通初登場のエルガノンステップ車となったのが、東急バスからの移籍車です。このとき導入したエルガは塗装工場の関係なのか、画像のようにライトベゼルもボディ色に塗っているのが特長です。
沖縄200か912.KL-LV280L1(01年車)。
東急バスからまとまった台数導入したいすゞLVノンステップ車は、さすがに中扉の締め切り改造は行っていませんが、行先表示に関しては従来の改造を踏襲した模様。行先表示は正面だけLED表示機を装備し、側面は方向板、後面は系統番号板。後面窓内に小型のサボを新たに設置しているのが特徴です。
沖縄200か915.KC-LV380N(99年車)。
同じく東急バスから移籍したいすゞLVですが、こちらはキュービックボディのN尺ツーステップ車。東急バスから移籍したN尺のLVツーステップ車といえば、テールライトなど手の込んだカスタマイズを施した1台が有名ですが、こちらは素材そのままという感じです。
沖縄200か921.KL-LV280L1(01年車)。
ボディに潮風の影響をだいぶ受けている東急バスから移籍のいすゞLノンステップ車。
1年前にも見ていますが、着実に腐食が進んでいます。
沖縄200か748.KL-UA452MSN(00年車)。
こちらは京浜急行バスから移籍した富士新7Eボディ架装のUAワンステップ車。やはり側面・後面の行先表示機は取り外されています。琉球バス交通に富士新7Eボディ架装車は京浜急行バスから移籍したK尺・M尺のワンステップ車がそれぞれ1台のみと少数派。クーラーも富士重工製を搭載しているので、部品交換が必要となるような故障発生時点でサヨナラとなりそうな感。
沖縄200か994.KL-HR1JNEE(01年車)。
京浜急行バスからはKL規制車の日野HR10.5mサイズも移籍してきました。琉球バス交通には3台移籍し、前面・側面・後面ともLED行先表示機を装備しています。
沖縄200か996.KL-HR1JNEE(01年車)。
せっかくなので京浜急行バス移籍したKL規制車の日野HR10.5mサイズをもう1台。
こちらの車両は側面に行先表示板も装備しています。昨年見たときは無かったので、側面行先表示板は車両担当のドライバーさんのカスタム装備かもしれません。
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