「大分駅前で見たバス2023年4月」と題したバス画像のよせ集め。
今回は大分交通編その2として、記録出来た「大分200か597」から「大分200か1021」までの中型乗合車画像を並べていきます。
なお、型式・年式は 「注目事業者・車両一覧表 大分県 大分交通」『バスマガジン92号』(2018),講談社ビーシー/講談社 を参照しました。
大分200か597.SKG-LR290J1(13年車)。
自社発注の一般乗合車は、いすゞLRノンステップ車の導入が続きます。
13年導入のいすゞLRノンステップ車は、運転席側の中央窓をメーカー標準の1枚固定ガラス仕様を採用しました。
大分200か646.SKG-LR290J1(14年車)。
翌14年に導入した、いすゞLRノンステップ車。運転上席側中央窓は従来通りの上部開閉仕様に戻しました。また、側面窓は遮光性のある濃色ガラスを本格採用しました。
大分200か656.SKG-LR290J1(14年車)。
14年はいすゞLRノンステップ車を複数台導入。こちらの車両は大分空港に就航するジェットスターのラッピング広告車となっていました。
大分200か657.SKG-LR290J1(14年車)。
同じく14年導入のいすゞLRノンステップ車ですが、こちらは18年から中心市街地循環バス「大分きゃんバス」専用車となっています。
「大分きゃんバス」は大分駅高速バス乗り場でもある要町を起点に大分駅の南北にある大分市立美術館と大分県立美術館を中心市街地経由で循環する大分市主導のコミュニティバスです。大分バスと大分交通が運行を担当しています。専用車両の内外装のデザインを水戸岡鋭治氏が手がけており、ロゴやアイコンを多用した外装、シートモケットやカーテンなどトータルコーディネートした内装が特長となっています。
大分200か783.KK-LR233J1改(03年車)。
移籍車はAPU線向けの大型車を中心に導入してきた大分交通。2010年代半ばを過ぎたあたりから中型移籍車の導入も開始し、大分市内の路線でも移籍車を見かける機会が増えてきました。
画像の車両は松戸新京成バスからの移籍車で、前面行先表示の両サイドにスロープ表示ありの車椅子ピクトグラムが特徴です。大分交通は側面行先表示位置の変更改造までは行わないようで、画像の車両の側面行先表示は松戸新京成バス時代と変わらず前中扉間に設置しています。
大分200か793.KK-LR233J1(04年車)。
こちらのいすゞLRワンステップ車も京成グループのバス事業者からの移籍車です。
大分200か870.PA-LR234J1(04年車)。
カマボコ型の屋根上通風機器を装備したいすゞLRノンステップ車は川崎鶴見臨港バスからの移籍車。
大分200か883.2KG-LR290J3(18年車)。
もちろん自社発注車も導入しています。18年はモデルチェンジした、いすゞLRを導入。大分交通は独自社番の採用をやめてしまっているので、前扉上部にひっそりと貼られているメーカーロゴが判別にありがたい存在です。運転席側の側面窓はメーカー標準の中央部固定窓ではなく、引き続き全て上部開閉式を採用しています。
大分200か1021.
こちらは型式を参照したバスマガジン刊行後に登場した、いすゞLR。テールライトのブレーキランプがLED式となったタイプです。
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