ブログの更新ネタが尽きてきたので、今年もHDDに眠らせたままの画像を発掘&活用していきます。
今回はバス関連書籍の感想めいたものを書く際に撮りためた画像から、2023年11月に西武秩父駅前で記録したバス画像のよせ集めです。再掲画像もありますが、まとめてどうぞ。
なお、型式・年式は『BJハンドブックシリーズV113 西武バス』(2023),BJエディターズ を参照しました。
社番:A0-470.BDG-RX6JFBA(10年車)。
まずは閑散時間帯や閑散路線の運用が中心となっている7mサイズの車両画像から並べていきます。もともと西武バス本体でコミュニティバス専用車から西武観光バスの秩父に転籍した日野RX。中扉は車椅子対応のリフトを装備しています。
秩父は複数のアニメ作品で舞台となっていることもあり、ゆかりのある作品のキャラクターなどをデザインしたラッピング車が複数台在籍しています。画像の車両は映画「心が叫びたがってるんだ」の登場キャラクターのラッピング車です。
社番:A0-471.BDG-RX6JFBA(10年車)。2023年11月記録。
先ほどの車両と同時期に西武観光バス秩父へ転籍した日野RXですが、こちらは屋根にスピーカーを取り付けています。スピーカーは「フリー乗降区間」運行時に音楽を流すことから、「メロディバス」とよばれています。
西武観光バスの一般乗合車の塗装は、西武バス「笹バス」カラーはそのまま、コミュニティバスなど専用塗装車は白一色に塗り替えています。
社番:A6-145.PA-LR234J1(06年車)。
続いて西武観光バス秩父の一般乗合車では主力的存在となっている中型車の画像から、古参格といえる06年車。PA規制のいすゞLRノンステップ車です。後面広告看板の「武甲正宗」は秩父の地酒で、西武観光バス秩父の複数台数に広告看板を出稿しているスポンサーでもあります。
社番:A6-155.PA-LR234J1(06年車)。
同じく06年車のいすゞLRノンステップ。「心が叫びたがってるんだ」のラッピング車ですが、こちらは2017年に公開された実写版をデザイン。扉側の後方の「7.22」は公開初日を知らせた名残です。
社番:A7-259.PDG-LR234J2(07年車)。
PDG規制車となった07年車のいすゞLRノンステップ車。
前面の涎掛けはこれまたアニメ作品、「ヤマノススメ」とタイアップした「バスに乗って山へおでかけ!」キャンペーンをPRしたもの。
社番:A7-432.PB-RM360GAN(07年車)。
日野エンジンを搭載したPB規制車のRMワンステップ車は、西武バスグループでも残り少なくなってきた西工ボディ架装のUD車です。西武バス本体から軽井沢へ転属、さらに秩父に転属したという珍しい経歴の車両です。秩父転属時に社番を改番したようですが、側面の社番標記がやたら小さい・・・。ちなみに秩父配置の西工ボディ架装車はこの1台だけというレアな存在です。
社番:A8-288.PDG-LR234J2(08年車)。
西武観光バスの秩父に在籍する一般乗合車はおおかた西武バス本体からの転籍車ですが、わずかながら生え抜き車両も在籍しています。画像のいすゞLRノンステップ車が補助金などを活用して導入した生え抜き車両で、塗装は白色ベースに秩父の昔話のイラストをデザインしています。数年で入れ替わる転籍車に比べるとだいぶ長く秩父で動いていることもあり、ボディはタイヤハウス周りを中心に冬季の融雪剤が原因の腐食が見られます。ボディ補修費用などを考慮すると、転籍車を短期間で乗りつぶしたほうがコスト面で優位になりそうです。
社番:A8-330.PDG-LR234J2(08年車)。
まだまだ在籍するアニメ作品タイアップラッピング車。画像の車両は「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」キャラクターをデザインしています
社番:A0-523.PDG-LR234J2(10年車)。
屋根にスピーカーを装備し、「メロディバス」対応のいすゞLRノンステップ車。
社番:A0-502.PKG-LV234N2(10年車)。
大型車は「三峯神社線」など多くの観光客が集中する路線中心の運用となっています。2人掛けシートの多い「用途外車」だけでなく、画像のいすゞLVワンステップ車のようにごく普通の座席配置の車両も配置しています。つめこみは効きますが、立客満員で三峯神社から西武秩父駅までというのはなかなか・・・。
社番:A1-587.LKG-MP37FK(11年車)。
11年から導入を開始した三菱ふそうMPノンステップ車。初期導入車はいよいよ西武観光バスへグループ転籍する頃となった模様。ただ、画像の車両は、むりやり「観光」を貼り付けた側面社名標記が特徴。観光シーズンの増便対応で西武バスから短期間車両を借りることもあるので、正式転籍なのか気になるところです。
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