HDDに眠らせたままの画像をブログの更新に活用していくシリーズ。
今回からは2020年に大分駅前で記録したバス画像を並べていきます。まずは、大分交通編その1として、99年から04年までに導入した自社発注の一般乗合車画像を並べていきます。
なお、型式・年式は 「大分交通グループ 在籍車両一覧」『バスラマインターナショナル94号』 (2006),ぽると出版 を参照しました。
大分200か11.KK-RJ1JJHK(99年車)。
この日記録できた大分交通の古参車は99年導入車でした。画像は純正ボディの日野RJワンステップ車で、当時の大分交通標準の中扉折戸仕様となっています。行先表示は方向幕式で登場しましたが、後年LED化改造で側面は窓部に新規設置しています。側面窓下に設置していたもともとの行先表示は「大分交通」幕で固定しています。
大分200か12.KK-LR233J1(99年車)。
同じく99年導入車から、大分交通初のノンステップバスとして登場したいすゞLR。99年から販売を開始したいすゞエルガミオの初期グループでもあります。中扉はグライドスライド仕様となっており、いかにも初期ノンステップバスという感。側面窓はエルガミオ標準の上部開閉の逆T字と呼ばれる仕様で、行先表示は当初から窓部に設置していました。
導入当時はまだまだ珍しい存在だったノンステップバスをアピールすべく、側面窓上に「NON STEP BUS」の表記があるのですが、ジェットスターのラッピング車となってからは隠れてままです。
大分200か60.KK-LR233J1改(00年車)。
00年に導入した中扉折戸仕様のいすゞLRワンステップ車。
画像の車両は2016年の大分交通創業120周年を記念したラッピング車となっており、別大電車をイメージしたデザインとなっています。
大分200か62.KK-LR233J1改(00年車)。
こちらは標準塗装車のいすゞLRワンステップ車。00年はエアサス車を採用しました。
大分200か64.KK-RJ1JJHK改(00年車)。
00年導入の日野RJワンステップ車。KK規制車の日野RJは型式に「改」がつくとエアサ
スをあらわします。前扉や運転席窓の上部にある「OH726」という表記は、かつて大分交通で採用していた社番の名残です。型式を参照したバスラマによると、社番は06年時点で既に現場で使用していなかったようです。
大分200か82.KK-LR333J1(01年車)。
豊後企画集団による「お部屋ラボ」ラッピング車となっている01年導入のいすゞLR。交通バリアフリー法の施行により車椅子対応のスロープを装備したこともあり、01年導入車から中扉引戸仕様を本格採用し、あわせて側面の行先表示位置が中扉の後部に変わりました。ちなみに01年車はリーフサス仕様で導入しています。
大分200か135.KK-MK23HH(03年車)。
03年に導入したリーフサスの三菱ふそうMK。大分交通では少数派となる三菱ふそう車の一般乗合車。KK規制車の自社発注MKは画像の03年車を含めてわずか2台のみでした。
大分200か136.KK-LR233J1改(03年車)。
いすゞLRワンステップ車はエアサス仕様で導入。これはメーカーの仕様整理でエアサスのみとなったため。仕様整理にあわせてマイナーチェンジも行っており、ミラー形状の変更や側面上部の開閉窓がサッシレスとなりました。
大分200か192.KK-RJ1JJHK(04年車)。
年式により純正ボディだったり富士ボディだったり西工ボディだったりと、バラエティの豊富さに定評がある大分交通。04年に導入した中型乗合車は西工ボディを採用。純正ボディでの導入が続いていた日野RJワンステップ車も西工ボディで登場しました。同時期に純正ボディが西工ボディとなるRMワンステップ車も導入しています。
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