今年4月に沖縄県那覇市で記録したバス画像のよせ集め、「那覇市内で見たバス2022」シリーズ。
今回の沖縄バス編その1では、2005年から2012年以前に導入した自社発注低床車の画像を並べていきます。
なお、型式・年式は「沖縄本島4事業者 在籍車両一覧」『バスラマインターナショナル 150号』(2015),ぽると出版 を参照しました。
沖縄200か376.KL-MP35JK(05年車)。
傘下に三菱ふそう販社を擁することから、在籍車両はほぼ三菱ふそう車となっている沖縄バス。2004年から一般乗合車に年1台ペースで新車導入を開始しました。自社発注の低床車は青系のカタログカラー塗装デザインを採用し、「ワンステップ低床バス」表記が誇らしげです。
まずは05年に導入したKL規制車のMPワンステップ車。新車導入時から長らく方向幕式の行先表示を装備していましたが、近年LED式行先表示器へ取りかえられたようです。
沖縄200か459.PJ-MP35JK(06年車)。
06年導入からPJ規制車となり、側面に反射板が取り付けられるようになりました。また、屋根上の三菱重工製クーラー機器がモデルチェンジし、ファンが少ないものに変わりました。
沖縄200か522.PJ-MP35JK(07年車)。
07年導入のMPワンステップ車。
沖縄200か601.PKG-MP35UK(08年車)。
08年導入からUD製エンジンを搭載したPKG規制車となります。また、この車両からLED行先表示器で登場しました。現在は「基幹バス」系統の運用車両となっているため、フルカラーLEDの行先表示器を装備しています。
沖縄200か717.PKG-MP35UK(10年車)。
10年は複数台の大型ワンステップ車を新車導入しました。導入時期により型式が異なり、画像の車両は前年同様のPKG規制車。10年導入車から「ワンステップ低床バス」だったボディ表記が「ワンステップバス」に変わりました。
沖縄230い385.LKG-MP35FK。
10年後半導入車から10穴ホイールのLKG規制車となります。
LKG規制車のうち1台が画像のような「サンエー浦添西海岸パルコシティ」のラッピングバスとなっています。沖縄バスは那覇バスターミナルとサンエーパルコシティを結ぶ385番サンエーパルコシティ線を運行しており、ラッピングバスはナンバープレートを系統番号にあわせた「385」に変更、ほぼ専属車となっています。
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