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バスマガジン 113号

バスマガジンの最新号で、のちのち調べるかもしれない事業者特集などを書き記しておく、それだけのために更新している小生的メモ帳更新。今回は『バスマガジン 113号』です。

まずは、前号の予告と実際に最新号で掲載されたタイトルと内容をチェックしておきます。
前号の予告は、「 おじゃまします!!バス会社潜入レポート vol.113『鹿児島交通』」、「帰ってきた!都道府県別地域別路線バス全方位レポート『和歌山県』」、「電気バスを5台一気導入!?街中ネットワークの未来を見る!!」、「エアポートバスに続く新連載スタート!!それはやっぱり『愉快だけどマジな話』!?」、「さらにディープな時代に突入・・・ [写真から紐解く日本のバスの歴史]」、ほかとなっていました。
今号はほぼ予告通りの掲載でしたが、予告詐欺常習犯の全方位レポートは相変わらず。和歌山県ではなく高知県の掲載となりました。

バス会社潜入レポートは「鹿児島交通」。鹿児島交通がバス会社潜入レポートで取り上げられたのは旧編集体制だった2012年刊行53号以来となりますが、このときは「いわさきグループ・バス事業」として、鹿児島交通だけでなくいわさきバスネットワーク、三州自動車、種子島・屋久島交通など当時のいわさきグループの全バス事業者を取り上げた力作でした。
今回は鹿児島交通だけの掲載となりましたが、いわさきグループのバス事業者は2012年以降に行われた再編で「種子島・屋久島交通と鹿児島交通観光バス(貸切バス・高速バスの一部)を除き鹿児島交通に一元化 」しているので、十分な内容といえます。ちなみに、めまぐるしいグループ再編の経過については、同社のあゆみを紹介した記事で紹介していますが、よくもまあここまで合併したり離したりしたもんだという感じです。
執筆担当は今号もBJエディターズの加藤氏です。記事は、2022年2月28日現在の在籍車両をもとに編集しています。バラエティが豊富すぎる在籍車両を紹介するにはバスマガジンの連載ページ数では当然足ないのは仕方無いところです。鹿児島交通はBJハンドブックシリーズでの刊行がありませんので、今回の物足りなさをハンドブックシリーズで解消してほしいところです。


鹿児島200か2363.2DG-RD00(21年車)。2022年1月記録。
鹿児島交通の手持ち画像は、拙ブログで今年3月から4月にかけて並べつくしたので今回は熊本で記録したヒョンデ高速車を1枚のみ。鹿児島と熊本を結ぶ都市間高速バス「きりしま号」専用車として登場したヒョンデユニバースで、車内は「トイレなし45人乗り 」とのこと。先代専用車の鹿児島200か878・879のユニバースは側面窓が開きましたが、21年導入車は固定窓仕様となっています。
最新の「所有車両一覧表」が掲載されたので、拙ブログで更新した鹿児島交通のバス画像よせ集めエントリ型式等を追記する予定です。

「帰ってきた 路線バス全方位レポート」は「高知県」。前シリーズでは2010年刊行の40号に掲載。2010年以降で大きな動きといえるのが、やはり「とさでん交通」の発足でしょう。高知県を代表する交通事業者だった土佐電気鉄道と高知県交通が2014年10月に経営統合。土佐電気鉄道の不祥事が発端となって経営統合が行われたこともあり、とさでん交通は「高知県および地元の12市町村の出資により設立された 」100%公的資本の事業者となっています。
注目事業者の車両一覧表は、当然「とさでん交通」。2022年3月1日現在の一般乗合車を掲載していますが、年式欄がおかしなことに。おそらく「とさでん交通」に名義変更を行った日付を年式欄に掲載しているのでしょう。旧事業者から引き継いだ車両や移籍車の正しい登録初度年は藪のなかです。バスマガジンの編集レベルの低さをあらためて実感します。

「~各地へ旅立ったバスたち~移籍バスの行方を追跡」は第8回東京都交通局。内容は108号の第5回都営バスで掲載した「ここ1年の移籍車の動き 」の2021年度版です。あらたに登場した都営バス移籍車76台を紹介するとともに、この1年に引退した車両の一部も紹介した資料的価値が高い内容となっています。今のバスマガジンは執筆者の熱意と力量で、掲載内容に大きな差があることを痛感。


熊本200か1744.PJ-KV234L1(04年度車)。2022年4月記録。
ここ数年コンスタントに都営バスから移籍車を導入している九州産交バス。画像の車両は掲載写真のキャプションに「阿蘇地方の牛肉全面広告車となった 」と紹介がある日野KVです。外観からいすゞLV・日野KVの判別が困難なPJ規制車なので掲載の一覧表は重宝しそうです。

「鈴木文彦が斬る、バスのいま」は「「共同経営」に求められるもの」と題し、交通サービス維持のため独占禁止法特例法にもとづいて認可された各地の共同経営計画の事例を紹介するとともに、徳島バスとJR四国とで進められている新たな連携についてもまとめています。

そのほかの連載は今後調べることが無さそうなので省略します。
次号予告は、「 おじゃまします!!バス会社潜入レポート vol.114『徳島バスグループ』」、「帰ってきた!都道府県別地域別路線バス全方位レポート『奈良県、和歌山県』」、「朝ドラで走っているあのバス!!ステージカーとして再検証!」、「大型、二種免許の制度が改定!取得しやすくなったバス運転手免許、その実際を教習所で聞いてきた!!」、「バスマガ探検隊 あの“聖地”が移転!?横浜のいすゞ新本社に突撃せよ!!」、ほかとなっています。
なお、本文中の「斜字 」部分は同誌からの引用部分、掲載画像の型式・年式は掲載の車両一覧等を参照しています。
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