今年4月に沖縄県那覇市で記録したバス画像のよせ集め、「那覇市内で見たバス2022」シリーズ。今回の沖縄バス編その2では、2013年以降に導入した自社発注乗合車の画像を並べていきます。
なお、型式・年式は「沖縄本島4事業者 在籍車両一覧」『バスラマインターナショナル 150号』(2015),ぽると出版 を参照しました。
沖縄200か931.QKG-MP37FK(13年車)。
沖縄200か933.QKG-MP37FK(13年車)。
2013年から沖縄県のバス事業者は、いわゆる一括交付金を活用した新車導入を開始しました。これまでワンステップバスを導入してきた沖縄バスですが、いよいよノンステップバスの導入がメインとなりました。
また、QKG規制車のMPからデンソークーラーを採用しています。
沖縄200か960.QKG-MP35FK(13年車)。
2013年はノンステップバスと並行してワンステップバスも導入しました。前中扉間の側面窓割がノンステップバスとワンステップバスとで異なるため、側面行先表示器の取り付け位置が若干違っています。ちなみに2013年は中型のMKノンステップ車も導入していますが、今回見ることができませんでした。
沖縄200か980.QKG-MP37FK(14年車)。
翌2014年も、まとまった台数のMPノンステップバスを導入しました。まずは14年前半に登場したMPノンステップバス。
沖縄230あ1058.QKG-MP38FK(14年車)。
14年後半に導入したMPノンステップ車は、モデルチェンジしたばかりの新マスクとなりました。画像の車両は現在「そらとぶピカチュウプロジェクト」のラッピングバスとなっています。プロジェクト公式HPによれば、沖縄バスの車両は「花とポケモンたち」と題したデザインとのこと。
ちなみに、14年後半に導入した新車はナンバーを希望番号で取得しています。以降、沖縄バスは時おりナンバーを希望番号で取得しています。登録時期が若干ずれて連番を取得できないときに希望番号を取得しているのでは?と推測しますが、たまに何らかの法則がありそうで無さそうな番号を連番で取得したりもするのでよく分かりません。
沖縄230あ1085.
ここから型式を参照したバスラマ刊行号以降に導入した車両となります。MPノンステップ車の導入が続いています。
沖縄230あ1089.
こちらも希望番号で導入したMPノンステップ車。
沖縄200か1180.
こちらは払い出しナンバーのMPノンステップバス。型式的には14年導入車と同じです。
沖縄200か1214.
「基幹バス」系統が集まる県庁北口交差点、やってくる沖縄バスの車両はノンステップバスばかりです。
沖縄230あ1361.
デンソークーラーの屋根上機器形状がモデルチェンジしたタイプを搭載したMPノンステップバス。この車両のナンバーは希望番号を取得しています。
沖縄200か1419.
払い出しナンバーで登場したMPノンステップバス。長距離系統の77番名護東線といえばエアロバスK顔のMPというイメージでしたが、今はこのあたりのノンステップバスがメインとなっているようです。
沖縄230あ563.
急に3桁の希望番号で登場したMPノンステップバス。これまでのK尺より長いM尺を採用しました。長いといっても約50cmくらいですが、前扉すぐ後の窓の横幅などを比べるとだいぶ違う印象です。
沖縄230あ564.
M尺ノンステップバスの画像の車両は89番糸満線に配属。開南を経由する路線の車両は県庁北口交差点に比べると経年車・移籍車が多いので、現行マスクのMPはまだ見慣れない存在という感じです。
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