群馬県高崎市で今年の5月に記録したバス画像を事業者毎に並べていく「高崎で見たバス2022」シリーズ。今回のその2では、記録出来た群馬中央バスと関越交通の乗合車両画像を並べていきます。
<群馬中央バス>
前橋200か38.
群馬中央バスは2000年代半ばからノンステップ車の導入を開始し、今やほとんどの路線バス(伊勢崎の一部路線を除く)が自社発注のノンステップ車で運行しています。
まずは前橋ナンバー誕生後に導入したジェイバス製現行ボディの中型ノンステップ車で、いすゞLR。群馬中央バスもバス広告の営業が得意なようで、ほとんどの車両がホイールベース間広告かラッピング広告車となっています。
前橋200か65.
同じく現行ボディの中型ノンステップ車で、こちらは日野KR。屋根の塗り分けはこんな感じになっています。
<関越交通>
群馬200か546.PB-HR7JHAE(05年車)※。
つづいて、水上・沼田・渋川など群馬県北部エリアの東武鉄道直営の路線バスを肩代わりした関越交通の車両から、関越交通オリジナル塗装の日野HR9mサイズ。関越交通の特徴的な「KKK」ロゴは側面バス広告で見えないのが残念。
群馬200か1019.SDG-KR290J1(12年車)※。
朝日自動車グループ事業者から移籍車導入を開始したことから、関越交通も一般乗合車の塗装デザインを朝日自動車グループ共通デザインに変更しました。朝日自動車グループ共通塗装で登場した自社発注の日野KRノンステップ車。
群馬200か1115.SDG-KR290J1(14年車)※。
14年導入の日野KRノンステップ車。
関越交通は群馬県共通バスカード参加事業者のなかで一足早く交通系ICカードPASMOの利用を開始しました。このため、記録出来たすべての車両に「のりかえよう、モバイルヘ。」涎掛けを取り付けていました。
前橋200か13.SDG-KR290J1(15年車)※。
高崎駅を発着する関越交通の路線バスは渋川営業所と前橋営業所が担当しています。前橋ナンバー交付開始後に登場した前橋営業所配置車両は前橋ナンバーとなります。
群馬200か1300.
関越交通は少ないながらもコンスタントに新車導入を行っており、モデルチェンジした日野KRも在籍しています。画像の車両は今年4月にオープンした「かねふく めんたいパーク群馬」のラッピング広告車となっていました。
群馬200か717.BDG-HX6JLAE(07年車)※。
関越交通は高崎市コミュニティバス「ぐるりん」の大八木線・こうづけ国分寺線・かみつけの里線の運行を受託しています。高崎駅西口では大八木線の運用車両を見ることが出来ます。もっとも「ぐるりん」塗装の日野ポンチョですから、関越交通要素は小さく書かれた社名表記くらいですが。ちなみに関越交通は高崎ナンバーエリアに営業所がないので、群馬ナンバーのままとなっています。
※関越交通の型式・年式は「注目事業者・車両一覧表 群馬県 関越交通」『バスマガジン82号』(2017),講談社ビーシー/講談社 を参照しました。
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