群馬県高崎市で今年の5月に記録したバス画像を事業者毎に並べていく「高崎で見たバス2022」。シリーズ最終回となるその3では、記録出来た群馬バスの乗合車両画像を並べていきます。
なお、型式・年式は「群馬バス 在籍車両一覧」『バスラマインターナショナル191号』(2022),ぽると出版 を参照しました。
<いすゞ車>
社番:3301.PA-LR234J1(04年車)。
群馬バスは東急グループに属していた旧群馬バスの営業を2001年に引き継いだ事業者です。路線バスは旧群馬バス時代に多くの不採算路線を廃止したため、現在は高崎市内を中心に一部が隣接市に乗り入れているような路線網となっています。
まずは社番頭数字「3」のいすゞ車から、04年導入のLRノンステップ車。04年導入車まで東急バスを範とした銀地に赤帯の塗装デザインで登場しました。
社番:3307.PA-LR234J1(05年車)。
05年導入車から銀色+赤帯の東急バスカラーに窓上とボディ下部に青帯を追加した新生群馬バスオリジナル塗装を採用。東急バスの旧塗装と同じような配色となっているのが特徴といえます。
社番:3321.PDG-LR234J2(09年車)。
コンスタントに中型ノンステップ車の導入が続いており、画像の車両はPDG規制車のLRノンステップ車。
社番:3329.SKG-LR290J1(12年車)。
12年導入から直4エンジン搭載車となります。運転席側の中央窓はメーカー標準の固定窓仕様を採用しています。
社番:3334.SKG-LR290J1(14年車)。
14年導入のLR。群馬バスもホイールベース間バス広告が多い感。
社番:3345.2KG-LR290J3(17年車)。
モデルチェンジしたLR。
社番:3347.KK-LR234J1改(01年車)。
群馬バスは車両代替を新車メインで行っていますが、移籍車も導入しています。画像のLRノンステップ車は国際興業バスからの移籍車。
社番:3357.2KG-LR290J4(19年車)。
EDSSを装備した現行販売モデルのLR。
高崎200か178.SKG-LR290J1(15年車)。
コミュニティバス専用車はナンバープレートで管理し、基本的に社番無しというのが群馬バスのポリシー。画像のLRは高崎市廃止代替バス「高崎駅~南陽台線」専用車となっているため社番がありません。後面側からの画像のみで失礼します。
<UD車>
社番:6173.U-UA440HSN(93年車)。
つづいて社番頭数字「6」のUD車から、富士7Eボディを架装したUAツーステップ車。現在の群馬バスは中型ノンステップ車を主力としており、大型乗合車はわずか5台だけ。そのうちの3台が93年に導入したUAツーステップ車です。前後扉で行先表示は方向幕、運転席側のミラーは幽霊ミラー、車内シートはパイプ椅子、往年の旧群馬バスの仕様を今に伝える古参車です。群馬バスに在籍するUD車は画像の車両含め4台で、しかも結構な古参車。いつ姿を消してもおかしくない状況です。
<日野車>
社番:7194.PKG-KV234L2(07年車)。
最後に社番頭数字「7」の日野車から、KVワンステップ車。日野の大型乗合車といえば数年前まで
高馬力エンジンを搭載した前後扉仕様車が在籍していましたが、現在は画像の車両1台のみ。車内はそこそこ立派なハイバックシートを装備しています。
社番:7203.PDG-KR234J2(09年車)。
こちらはKRノンステップ車。イオンモール高崎の全面ラッピング車となっており、イオンモール高崎発着路線が運用の中心となっています。
以前のイオンモール高崎の全面ラッピングバスは、イオンカラーのピンク!という感じでしたが随分と洗練されたデザインに変わりました。
高崎200か289.2DG-HX9JLCE(21年車)。
群馬バスは高崎市コミュニティバス「ぐるりん」の運行をもちろん担当しており、最多の10路線を運行しています。画像の日野ポンチョは21年に登場したばかりの「ぐるりん」専用車で、白色LEDの行先表示機を搭載しています。
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