「鹿児島市内で見たバス2022」と題したバス画像のよせ集め。
昨年の1月から更新していた「鹿児島市内で見たバス2020-2021」シリーズで並べられなかった車両画像を中心にまとめていきます。
今回の南国交通編その2では、前シリーズで画像を並べられなかった移籍車の画像を並べていきます。※前シリーズで移籍車画像のよせ集めはこちら→
その3
鹿児島200か205.KK-MJ26HF改(02年車)※。
まずは鹿児島市交通局からナンバーそのままで移籍した三菱ふそうMJノンステップ車。鹿児島市交通局は2020年前後に南国交通と鹿児島交通それぞれに路線移譲を行い、大幅減車しました。この減車で廃車となった車両は入札で売却されました。この入札に南国交通が参加し、数台を落札したことで話題となりました。
画像のMJノンステップ車は短い期間製造されたロングサイズで、ノンステップエリアを拡大するため極端に短いリヤオーバーハングが特長となっています。このため通常リヤオーバーハングに標記する「N.K.K.」ロゴが後タイヤより前の部分にある珍しいバージョンとなっています。
※型式・年式は『年鑑バスラマ』掲載の「ノンステップバス導入状況」,ぽると出版を参照しました。
鹿児島200か1090.
南国交通は2000年代から移籍車導入も行うようになりました。しかし、高出力エンジンを搭載しハイバックシートを装備したエアサス車という生え抜き車両と比べると移籍車の貧弱さは隠せず。比較的短命で姿を消しているという印象です。鹿児島市内で見られる古参格の移籍車となるのが、高槻市営バスから移籍した車両となるのでしょうか。まずは三菱ふそうMPワンステップ車。
鹿児島200か1155.
高槻市営バスからは西工ボディ架装ないすゞLVワンステップ車も移籍しています。昨年の更新したシリーズでも並べていますが、せっかくなので。MPに比べるとだいぶ退色しており、そろそろ塗り替えを行うのでしょうか。
鹿児島200か2309.
鹿児島市営バスからの路線移譲に備えるため、2010年代後半からこれまで以上に移籍車導入を開始した南国交通。神奈川中央交通からの三菱ふそうMPワンステップ車が集中的に移籍し、南国交通の三菱ふそう路線車が急増することになりました。その後、他メーカーの車両の移籍車も増えており、画像はメーカー判別に苦労するPJ規制車のジェイバス製ボディの大型ワンステップ車。東急バスからの移籍車で、日野KVとのこと。
鹿児島200か2314.
こちらは松戸新京成バスから移籍した、PJ規制車でN尺のいすゞLVワンステップ車。松戸新京成バスはワンステップ車を早期代替しているようで、比較的年式の新しい車両が移籍しています。
鹿児島200か2326.
南国交通の日野RXといえば、郡部のローカル路線というイメージでしたが、最近は鹿児島市内でも見られるようになりました。東急バスからの移籍車で中扉部にリフトを装備しています。
鹿児島200か2361.
こちらも松戸新京成バスから移籍した、PJ規制車でN尺のいすゞLVワンステップ車。サーモキング製クーラーを搭載しています。
鹿児島200か2369.
後面側からの画像だけですが、こちらも松戸新京成バスから移籍したいすゞLVワンステップ車。後面窓ガラスに貼られた「アイドリングストップ&ワンステップバス」は新京成バス時代の名残でしょうか。
鹿児島200か2407.
まだまだ続くPJ規制車でN尺のいすゞLVワンステップ移籍車。デンソー製クーラーを搭載したこちらの車両は神奈川中央交通からの移籍車です。窓下辺に取り付けられた側面行先表示が特長です。
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