「大分駅前で見たバス2023年4月」と題したバス画像のよせ集め。
今回の大分バス編その2では、大分バスが02~07年に導入した自社発注の日野一般乗合車で記録出来た車両画像を並べていきます。排ガス記号でいうとKK・PA・PJ規制車あたりになります。
なお、年式・型式は「大分バスグループ在籍車両一覧」『バスラマインターナショナル121
号』(2010),ぽると出版 を参照しました。
社番:12771.KK-RJ1JJHK(02年車)。
バブル経済崩壊以降、厳しい経営状況となった大分バス。99~01年に導入した新車はごく僅かでしたが、02年に西工ボディを架装した日野RJ中型車をまとまった台数導入しました。交通バリアフリー法施行後の導入ということで、中扉は引戸になり車椅子対応のスロープを装備したワンステップ車となりました。
画像の車両は18年から中心市街地循環バス「大分きゃんバス」専用車となっています。「大分きゃんバス」専用車の塗装は同一コンセプトのデザインを各車それぞれ異なる配置となっているのが特徴です。
社番:12777.KK-RJ1JJHK(02年車)。
こちらは標準塗装の日野RJ。中扉が引戸になったほか、側面窓形状、側面行先表示位置が中扉の後ろになるなどKC規制時代の導入車から仕様がだいぶ変わりました。
社番:12781.KK-RJ1JJHK(02年車)。
後面側はこんな感じです。西工ボディ架装の日野RJワンステップ車は03・04年も僅かながら導入しました。
ちなみに大型車は都営バスをはじめとした首都圏事業者から移籍車を導入し、車両代替を行いました。
社番:12806.PA-KR234J1改(05年車)。
債務超過に陥り、2005年に整理回収機構の支援を受けることになった大分バス。資本関係は変わりましたが、引き続き日野車をメインに導入しています。
新しい資本で車両代替資金を調達出来たようで、05年にまとまった台数のKRワンステップ車を導入しました。純正ボディのOEMモデルで、ヘッドライト形状はいすゞLRと同じタイプです。KRは05年以降、毎年導入が続くことになります。
社番:12811.PJ-K234J1(06年車)。
翌06年は中型車と大型車を導入。中型車は引き続き純正ボディ架装のKRワンステップ車を導入しました。
社番:12817.PJ-KV234N1(06年車)。
大型車はKVワンステップ車を導入。大分バスが純正ボディで日野の大型乗合車をしたのは久々となりました。98年まではL尺をメインにしていましたが、06年以降はN尺にサイズアップしました。
社番:12818.PJ-KV234N1(06年車)。
後面側はこんな感じです。
社番:12826.PJ-K234J1改(07年車)。
07年も中型車と大型車を導入。中型車は純正ボディ架装なKRワンステップ車です。
見ることは出来ませんでしたが、07年導入の大型車は西工ボディを採用しました。同じボディでそろえないのは、さすが大分バスという感じです。
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