大阪・関西万国博覧会(EXPO2025)が開幕しましたが、まだオープンしていないパビリオンがあるなど難癖をつけようと思えばいくらでもある状況ではありますが、バスマニアはシャトルバス運用の電気バスや日本全国各地から集まりつつある貸切バスに感嘆の声をあげたりするんですから、現金なものです。というわけで、月末恒例バス雑誌の感想という名の、小生もシャトルバスの写真が撮りたい。偶数月はバスラマこと、『バスラマインターナショナル209号』です。
今号の特集は4月刊行号恒例となった「春のオムニバス」。今回も新たに登場した電気バスがメインとなっていますが、なかでも大阪・関西万国博覧会(EXPO2025)関連で登場した電気バスをはじめ、日本各地の事業者に登場&本格的な運行を開始した国産大型電気バス「いすゞエルガEV」に大きな写真を掲載しています。
社番:1064.ZAC-LV828L1(25年車)。2025年4月記録。
小生もようやくエルガEVを見ることが出来ました。画像は京成バス千葉ウエストに在籍するいすゞエルガEVで、東京ベイシティ交通時代ギリギリに2台登場しました。今回登場した電気バスがおそらく最後の東京ベイシティ交通カラー導入車となるのでしょう。京成グループのバス事業者統合がグループ上層部のなかで極秘裏に進められていた&急に発表したので新生京成バス塗装デザインへの変更が間に合わなかったのかもしれません。静かな走行音と後部に対面シートがある独特な車内シート配列に、バスに興味が無い方も「何か違うバス」と気づくはずです。ただ、車内に電気バスであることをアピールするような掲示物など特に無かったのが残念でした。国産車の登場で、電気バスはもう普通の存在になったのかもしれません。
「春のオムニバス」に掲載された以外にも、レポート・トピックスで全国の様々なバスに関する話題を取り上げています。