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宮崎交通のバス 2023年9月と2024年1月(その1)

2023年9月と2024年1月に宮崎市内へ出かけました。
市内中心部で宮崎交通のP規制車が走っているのを見ると、宮崎に来た!と実感します。それくらい宮崎交通のP規制車は見慣れすぎた存在ですが、経年を考えると現役で走っているのは奇跡です。
ということで、拙ブログでは久しぶりの宮崎交通のバス画像よせ集めシリーズをスタート。今回のその1では、記録出来たP規制車の画像を並べていきます。

なお、型式・年式は「注目事業者・車両一覧表 宮崎県 宮崎交通」『バスマガジン101号』(2020),講談社ビーシー/講談社  を参照しました。


宮崎22か755.P-LR312J(87年車)。
一般乗合車は中型車を主力としている宮崎交通。1980年代までまとまった台数の新車を導入してきましたが、バブル経済崩壊からの不況で一変。宮崎交通も景気後退の影響をまともに受けてしまいました。新車導入台数が急減したため、P規制車・U規制車が在籍車両の半数以上を占める状況が長く続きました。とはいえ、台数は少ないものの継続的な新車導入と、移籍車導入、そして路線縮小による減車でさすがに宮崎交通のP規制車は姿を消しつつあります。
まずは、純正アイケーボディを架装したいすゞLR。中型車を大量導入していた印象の宮崎交通ですが、いすゞLRは88・89・90年と導入無し。87年車が最古参格となっていることから、さすがに現役車は少なくなっている模様。2024年1月にこの1台だけ見ることが出来ました。

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バスマガジン 124号

バスマガジンの最新号で、のちのち調べるかもしれない事業者特集などを書き記しておく、それだけのために更新している小生的メモ帳更新。今回は3月27日に刊行された『バスマガジン 124号』です。

まずは、前号の予告をチェック。前号の予告では、「 おじゃまします!!バス会社潜入レポート 『立川バス』」、「帰ってきた!都道府県別地域別路線バス全方位レポート『青森県』」、「今号こそ!!いすゞ様のご厚意によりいすゞエルガEVに試乗・・・どうやらいけそうだ!!」、「広島の新交通「広島スカイレール」が電気バスに代替される!?その現場で試乗してきた!!」、「トルコからの使者!!全長6mの小型電気バス カルサンeーJESTの試乗インプレッション!!」、ほか となっていました。

予告されていたものがほぼ記事となり、久々に予告詐欺ゼロだった今号。長いこと予告しつづけていた「いすゞエルガEV」の試乗記事がようやく掲載されました。ただ、広島スカイレール代替の電気バスの記事も掲載されていますが、現場試乗ではなく工場作業の模様を紹介しています。輸入車はなかなか予定通りにコトが進まないということを、毎度予告通りの内容にならないオノエンスターの提灯記事で知ることが出来ました。

浦和駅近辺で見た国際興業バス(2024年2月編その2)

浦和駅近辺で記録した国際興業バスの車両画像のよせ集め。今回のその2では、記録出来たワンステップ車の画像を並べていきます。

なお、型式・年式は「国際興業バス 在籍車両一覧」『バスラマインターナショナル202号』(2024),ぽると出版 を参照しました。


社番:6894.PKG-LV234L2(09年車)。
大型乗合車はホイールベース4800mm(短尺)をメインとしている国際興業バス。2000年代は補助金がもらえればノンステップ車を導入するという感じだったので、ワンステップ車も結構な台数導入していました。
初代エルガの短尺ワンステップ車の社番は6000番台に割り当てられました。直6エンジンとなったPJ規制車は6600番台、画像の6800番台の社番はPKG規制車となります。


社番:6919.PKG-LV234L2(10年車)。
2010年導入車両から冷房効果を高めるため屋根色を白色に変更しました。

浦和駅近辺で見た国際興業バス(2024年2月編その1)

ブログで並べる国際興業バスの手持ち画像を確保すべく、2024年2月に浦和駅へ出かけました。浦和へ出かけたのは、さいたま東営業所配置の旧塗装復刻カラー車が浦和駅発着路線の運用に比較的多く入っているらしいから。結果的に復刻カラー車を見ること&乗ることが出来て良かった良かったとなりましたが、結構長い時間浦和駅近辺をウロウロしていました。
というわけで浦和駅近辺で記録した国際興業バスの車両画像のよせ集め。今回のその1では記録出来たノンステップ車の画像を並べていきます。

なお、型式・年式は「国際興業バス 在籍車両一覧」『バスラマインターナショナル202号』(2024),ぽると出版 を参照しました。


社番:5213.PKG-LV234L2(08年車)。
国際興業はグループにディーラーを擁するため、在籍車両のほとんどがいすゞ車となっています。まずは主力的存在の大型乗合車から、いすゞエルガのホイールベース4800mm(短尺)ノンステップ車。
国際興業バスは社番を型式・用途・車内装備等(もちろん例外有り)で区分しており、5000番台の社番は2003年から導入を開始した前中扉間ノンステップ車の初代エルガとなります。排気ガス記号が変わった場合など社番百番台の数字を変えて01からリセットすることもあり、PKG規制のL尺ノンステップ車は5200番台となります。

バスラマ 202号

月内にまとめるのを諦めた感がある、バス雑誌の感想という名の定例報告。偶数月の刊行はバスラマこと、『バスラマインターナショナル 202号』です。

特集と銘打ったものは無い今号のバスラマ。代わりにイベントレポートと輸入電気バス最新動向に結構なページ数を割いています。イベントレポートでは福岡モビリティショーに展示されたバスを紹介。なかでも日野電気トラックをベースに改造した小型電気バスや三菱パジェロ改造の小型バスをさらに電気バス改造したという話題の車両は掲載写真多目で取り上げています。海外からは「Bus World 2023」。今回掲載の後編では観光系車両を中心に小型電気バスも紹介しています。

輸入電気バス最新動向では、市販第1陣として関東自動車と広島交通に登場したBYD製電気バス「K8」モデルチェンジ車 「2.0」、アルファバスから登場した小型電気バスL6、そして日本市場に参入するトルコ製小型電気バス「カルサンe-JEST」について詳しく紹介しています。

今回取り上げられた小型電気バス、アルファバスL6とカルサンe-JESTはどちらもコミュニティバスをターゲットとしているとのこと。とはいえ、 アルファバスL6は6mサイズで定員29人なので日野ポンチョのショートで運用している路線向け、一方のカルサンも6mサイズですが定員は23人。トヨタハイエースコミューターで運行しているような路線向け、もしくは7mサイズからダウンサイジングするようなところ向けとなりそうです。気がかりなのはカルサンe-JESTの「公表された車両価格は4300万円 」ということ。「バス事業者の金銭感覚や既に運行している大型電気バスに比較すると、サイズを考えればかなり高価格という印象は否めない 」とバスラマサイドも正直に書いてしまう販売価格です。導入事例がどれだけあるのか気になるところです。

また2月発売号の恒例となったバスラマ賞贈呈の模様も掲載しています。
第27回バスラマ賞は「脱炭素社会に向けたバスの挑戦」として多岐にわたる取り組みを行う西日本鉄道に贈られました。


社番:1188.2023年12月記録。
取り組みの一つとしてあげられたのが、「リニューアルディーゼルによる都市間高速バスの運行 」。画像の北九州空港へのエアポートバス専用車となっているいすゞガーラは、次世代バイオ燃料を使用していることをPRした全面ラッピング車となっています。

このほか、トピックスでは様々なバスの話題を取り上げていますが、気になったのはやはり「沖縄バスが東陽バスを買収へ」と題した記事。東陽バスの全株式を沖縄バスが取得する契約を締結したことを発表したことを簡潔にまとめています。これで本島4社が沖縄バス・東陽バスの地場資本勢と琉球バス交通・那覇バスの第一交通産業系の2陣営となりましたが、くしくも動態保存車として730車を保有する事業者が同一資本になりました。沖縄バスは過去、旧琉球バスの営業譲渡に名乗りを上げたものの条件面で折り合わなかったということがありました。今回の東陽バスはなんとしてでも傘下におさめておきたいという思いがあったのかもしれません。次号以降ぜひ両社首脳へのインタビュー記事を掲載して欲しいところです。

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