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バスマガジン 107号

バスマガジンの最新号で、のちのち調べるかもしれない事業者特集などを書き記しておく、それだけのために更新している小生的メモ帳更新。今回は当初の発売スケジュールだった27日から、5月31日発売となった『バスマガジン 107号』です。
 
まずは、前号の予告と実際に最新号で掲載されたタイトルと内容をチェックしておきます。
前号の予告は、「 おじゃまします!!バス会社潜入レポート  vol.107『京阪バス』」、「帰ってきた!都道府県別地域別路線バス全方位レポート『埼玉県PART1』」、「バスもこのまま電化が進むのか?「EVバスの現状」」、「もうひとふんばり!!新型コロナ禍での“正しい乗りバス”」、「バス用品探訪 バスの自動ドアメーカー [泰平電機]」、ほかとなっていました。
前号に引き続き、今号も掲載されたのは、バス会社潜入レポートと路線バス全方位レポートの2つだけでした。緊急事態宣言の発令などで取材に制限があり、予告通りの記事を載せられなかったのかもしれません。ただ、そもそもコロナ禍以前からバスマガジンは予告詐欺の常習犯ですから、もともと載せる予定なんか無かった疑いも捨て切れません。

バス会社潜入レポートは、初掲載となる「京阪バス」。執筆担当はBJエディターズの加藤氏で、BJハンドブックシリーズの直近作は2019年に『BJハンドブックシリーズV101 京阪バス』となります。 BJハンドブックシリーズでは京阪バスだけでなく、京都京阪バスや京阪京都交通など京阪バスグループの事業者の在籍車両も掲載していましたが、今号のバスマガジンではタイトル通り京阪バスのみとなっています。

記事は2021年2月28日現在の在籍車両をもとに編集しています。カラー頁では沿線風景と車両紹介をメインに、江若交通や京都バスなど京阪グループのバス事業者についても紹介しています。


社番:N-3328.2DG-KV290N2(18年車)。2019年5月記録。
手持ちの京阪バスの画像から、18年導入の日野KV。運転席のある「右側窓はすべてT字型 」となっています。京阪バスエリアへは、BJハンドブックシリーズの感想めいたものを書くために出かけてからご無沙汰です。

「帰ってきた 路線バス全方位レポート」は「埼玉県Part1」として、東武バスグループや国際興業バスなど「県都・さいたま市を中心とする県東部に路線を持つ事業者をメイン 」に掲載しています。ちなみに前シリーズでも同じような括りで、2011年刊行の46号・47号の2号にわたって掲載しています。 
 

社番:2696.2021年5月記録。
埼玉県内を走る東武バスは、東部を東武バスセントラル、西部を東武バスウエストの運行会社に分かれています。分かれているといっても、運行車両はボディ裾部の社名表記が異なる程度ですが。画像は東武バスセントラル籍で古参格となるV8エンジン搭載のいすゞLVノンステップ車。05年に導入したノンステップ車は、正面に国交省標準ノンステップ車ステッカーなどを配した白地台形が特徴です。


社番:S-020.2021年5月記録。
今回掲載範囲の地域で特徴といえるのが、「2002年の道路運送法の規制緩和後、主に越谷市より南側の東部地域で多数の新規事業者が参入 」したこと。開業からだいぶ時間が経った現在、新規参入組の明暗がハッキリしてきたのが少々気になるところです。画像は「地元の運送会社「白石運輸」が2002年に設立した 」マイスカイ交通に在籍する日野KR。「三郷市内を中心に10の系統を運行 」しており、都内の金町駅まで運行する系統は京成タウンバスと共同運行しています。

注目事業者の車両一覧表は、「朝日自動車」の一般乗合車を掲載。

 
社番:2269.PDG-KR234J2(07年車)。2021年5月記録。
朝日自動車は「1999年から2002年にかけて東武鉄道から埼玉県内外の9営業所の移管を次々と受け 」、「現在では東武グループのバス・タクシー事業者による「朝日自動車グループ」の統括事業者として位置づけられている 」存在です。一般乗合車は中型メインで、90年代からAT車を標準採用しています。画像は07年導入の日野KRノンステップ車。ちなみに「半円状に赤と青のラインが描かれ、赤い部分には事業者名や略称が英文で表記される 」塗装は、「1998年から採用された朝日自動車グループ共通デザイン 」です。

「~各地へ旅立ったバスたち~移籍バスの行方を追跡」は第4回京王バスその2と題し、「みちのりホールディングス各社への再就職が特に多くなった 」、「2000年代に入ってからの移籍車を中心 」に紹介しています。


熊本200か1061.2017年4月記録。
みちのりホールディングスの各社への移籍事例が圧倒的に多いですが、熊本県内事業者や鹿児島交通にも引き続き結構な台数の移籍事例が見られます。画像は熊本都市バスに移籍したJPノンステップ車。移籍当初は京王時代の分割方向幕を活用していたことで話題になりました。わざわざ系統幕を作成したことに驚きましたが、新系統番号対応のため現在はLED式行先表示機に取り替えられています。

 「鈴木文彦が斬る、バスのいま」は選択肢が限られる一方のバス車両と題し、「車種・仕様の選択の幅が狭まっている 」現在の国内バスラインナップについて問題提起しています。パブ記事や自分の手柄を喧伝するような記事ばかりのバスマガジンの中で、数少ない読み応えのある記事といえます。
そのほかの連載は今後調べることが無さそうなので省略。 
 
次号予告は、「 おじゃまします!!バス会社潜入レポート  vol.108『防長交通』」、「帰ってきた!都道府県別地域別路線バス全方位レポート『埼玉県PART2』」、「連節?2階建て?それともノンステ長尺・・・バスの乗車定員を考察してみる」、「バス用品探訪 はとバスエージェンシー 関連グッズとオリジナル機能パーツ」、「大好評!! [移籍バスの行方を追跡]増ページSPECIAL」、ほかとなっています。
連載の「移籍バス」記事は掲載されるでしょうが、定員の記事はどうでしょうか・・・。
なお、本文中の「斜字 」部分は同誌からの引用部分、掲載画像の型式・年式は掲載の車両一覧を参照しています。
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